今年2月23日、高齢の父が自宅前で転倒し頭を強打しました。すぐに脳神経外科でレントゲンを撮ってもらったのですが異常無しとのことでした。ただ父は頭痛が収まらず、その日から寝込んでおりました。3月1日の日曜日、頭痛の他に吐き気もすると訴えるので、救急対応して頂ける札幌秀友会病院を紹介してして頂きました。
病院では、CTを撮って頂いたのですが、異常無しとの診断でした。診断したのは40歳前後の男性医師。その対応の酷さには驚きを通り越して悔しさがこみあげてきました。
父は耳が遠いので、医師に「大きな声でお話ししていただけますか」とお願いしたにも関わらず、父のことは全く無視。娘の私の方を向き、話はじめたのです。
医師は写真を見ながら「全く異常ありません」と言いました。私が「転んで頭を打ったようなのですが・・・」と言うと「本当に頭を打ったんでしょうかねぇ?」と。「ではどうしたらよいのでしょうか。頭が痛くて吐き気がすると言っているんですけど・・・」と言うと「さぁ~心療内科でも行ったらいいんじゃないですか~取りあえず痛み止めをだしておきますか?」と言い、心療内科に通っているせいか、認知症か何かでおかしなことを言っていると言わんばかりの対応でした。耳の遠い父は私に、医師は何と言っているのかと、聞いてきましたが、医師の話をそのまま伝えると父が傷つくと思い何も答えられませんでした。
その後、急激に言葉も出て来なくなり、記憶力が衰えてきたと自覚する父を連れ、紹介状も持たないまま、最後の頼みとばかりに札幌医大に行きました。札幌秀友会病院の診察を受けてから1か月半後のことでした。札医の医師は私と父の話を親身に聞いて下さり、耳の遠い父にも聞こえるように大きな声で話してくれ、MRIを提案してくださいました。MRIの結果、慢性硬膜化血腫との診断。写真には脳が右側に寄り「左側はかなりの血が溜まっていました。即、手術となりました。
この病状は転倒してすぐにはわからないとのこと。徐々にじわじわと血が溜まって脳を圧迫していくということですが、ではなぜ、診察したとき、後に病状が出てくることがあると言ってくださらなかったのでしょうか?呆けたと年寄を判断し、失礼な態度で私たちに接した医師は絶対に許せません。今、父は元気で生活しております。
待ち時間 | 15分〜30分 その他 |
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