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緊急搬送されMRIを撮ることになりました。
その時私は茶色の枠のついたコンタクトレンズをしていたのですが、
技師が「失明の恐れがあるので外してください」と看護師に言っても
「えーやだー!こわーい!このままいれましょうよ」と返す看護師。
「茶色なら大丈夫ですよね?」「ダメです、失明の恐れが…」と会話をループ。
なんとか体を動かし自分でとりましたが、看護師2名の態度と会話が怖かったです。
医師もとにかくひどかったです。
当時私は睡眠障害があり、意識は覚醒しているのに身体だけが突然眠りだす日々が続いていました。
とあるイベントに参加中、私は動けなくなってしまい救急車で運ばれました。
会場では同イベントに参加していた別の病院の医師が処置をし、救急隊に必要な情報を伝えてくれました。
この病院に着いた時、倒れる直前まで何をしていたかを聞かれました。
LARPという特殊でマイナーなゲームイベントですので健常な状態であっても説明しきるのは難しいです。何度も何度も説明を求められるのも、イベントのチラシをお見せしても全てが通じないのも仕方がないと思います。
しかしそこまでして(こちらとしては体がぐらぐらな状態だったので繰り返される問答も地獄のようでした)聞いたうえで
「まぁ、こんな趣味の人間、ろくな仕事をしてるわけがないよなぁ」
と完全に人を馬鹿にした笑いをしながら言われるのは、本当にいかがなものかと思います。
しかもこの病院に運ばれた経緯も、最初に処置をしてくださった同イベントに参加していた医師の報告あってこそだというのに。
(最初に処置をした医師の方がベテランです)
医師のこうした発言や態度がとにかく随所にありました。
私に緊急時に迎えに来てもらう存在はおりません。そのことも逐一やり玉にあがりました。
両親は健在で道内に住んでおりますが、札幌から遠くに住んでます。夜に突然札幌まで来てもらうのは無理です。
ですが医師はとにかく実家の親を呼べとしつこく言いました。
「実家はAA町です」と伝えましたが、最初の漢字と読みだけが同じのAB村と間違えており、「AB村なら1時間で来れるはずだ!」と言ってききません。
「AB村ではなくAA町だ」と伝えてもAB村をAA町と言い間違えただけでAB村の位置がAA町であると思い込んで、とにかく親を呼ぶように言いました。
AA町の位置を伝え、札幌には1時間じゃ到底来れる距離ではないことを伝えても嘘つき呼ばわりするだけでした。
医師も場にいた看護師も、地理も出来なければ話も聞きません。
更に言えば、世の中様々な事情から家族や配偶者であろうと現在位置を知られるわけにはいかない人間もおりますが、その辺りの想像もできないようです。
こちらの意向を無視して実家に電話をかけたようですが、家の事情柄から電話は通じませんでした。
私としてはほっとしましたが、医師は明らかにイライラした様子でした。
「なんなんだよ」と吐き捨てる言葉は苛立ったものでしたし、聞き間違いでなければ舌打ちしてました。
最終的には追い払われました。
私としては場を去れて良かったですが、帰宅後に仲間に報告するのに「無事です」と言っていいのかはかなり疑念が残る形でした。
睡眠障害のことを話した時に医師から「睡眠薬を出しましょうか?」と聞かれました。
他所で通っている睡眠外来の先生も検査中(睡眠日誌をつけている期間でした)で睡眠薬を出すか否かを決断できない状況でした。その中で出してもらっていいのか、それとも救急車で運ばれる事態になってしまった以上、薬を出してもらった方がいいのか。
素人にはわかりませんし、考えているうちに身体もまた眠りだして口が動かせなくなってきました。
医師はそれを見て「(薬を)出しましょうね」と言いました。
私はそれがいいのかどうかわからないままだったので、はいもいいえも答えませんでしたが、医師の判断のもと処方されることになりました。
強行という言葉は違う気もしますが、とにかく薬を使うをして進めたのは医師の判断と意向です。
しかし薬を使うには親に来てもらわなければならないと言われました。
睡眠薬を使った後も薬が抜けきらずまだ眠気があって、それで一人で帰して交通事故に遭ってはならない。そういうかたちで命に係わるから親に迎えに来てほしいと説明を受けました。
その説明には納得しましたが、私としては親を呼ぶわけにはいきません。
そこからのすったもんだが上述です。
途中「それなら薬は使わなくていいです。先ほど打診されたように少し休んで回復しそうなら帰すか、一晩入院が必要ならそうする方向にしてください」と伝えましたが、とにかく睡眠薬を使うから親を呼べの一点張りでした。
諸々のやり取りの末に親に連絡を取ることをあきらめた医師が、「じゃあ友達でいいから電話してください」と言いました。
「友人の電話番号を知りません。まずはTwitterで連絡させてください」と言うと
「ハァッ!?『誰か迎えに来てください、拡散希望』とかするわけ!!?」とキレました。
怒りだしたとかそう見えたとかでなく、誰が見てもわかるほどにキレてました。
「そんな電話番号も知らない、Twitterでしか繋がってないような人間関係、友人なわけがない!!やっぱ薬は使わない!帰って!帰れ!!」
それが医師が私にかけた最後の言葉です。
私は友人の本名も電話番号も知りません。友人も私の本名と電話番号を知りません。
それでも卓ゲスペースやボドゲカフェで何度も顔を合わせて遊んできましたし、一緒に買い物をしたり食事をしたり物を作ったり企画に協力したりと、共に楽しい時間を過ごしてきました。
その日卓ゲ以外でも、Twitterでしか繋がっていないけれど共に旅行をしたりSkypeで通話して悩みを聞いたり聞いてもらったりするのもしばしばです。
本名と電話番号を知らなくたって、皆いい友人です。
それに私の仕事は在宅なので仕事先は遠方ですし、本名と電話番号を知る友人だって大半が道外に住んでます。
病院として本名と電話番号を知る相手への連絡が必要なのはわかります。
しかし勝手に人の友人関係と友人の人としての信頼度を決めつけないでいただきたい。
この病院に緊急搬送され過ごしたのは数時間程度でしたが、その間に仕事も趣味も人間関係も罵倒されました。
この病院の全ての医師・看護師が悪い人ではないのでしょう。
医師の最後の言葉のあと、私に同情してくださった看護師(茶色コンタクト有でMRIにつっこませたがっていた看護師2名とは別の方)もいました。
その方もオタク趣味があるそうですが、職場では決して口に出来ないと話してくれました。
私は人の好きなものを馬鹿にするなど無礼で最低な行為だと思ってますが、この病院ではそれが当たり前のことのようです。
建物は立派で設備だけは良いのでしょうが、この病院にいては精神を病みそうです。
今後何があっても、たとえ命に関わろうと、この病院にだけは行きたくありません。
待ち時間: - その他 | 薬: - |
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ママちゃんです
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