市立札幌病院 の口コミ・評判

４月、コロナ真っ只中に健康診断結果が来ました。乳腺再検査。しかも、マンモグラフィーカテゴリー5。
この、感染者が増えてる中どこがみてくれると言うのだろうか！以前かかった病院はクラスター発生で閉鎖。渡されたリストを上から順番にかけていきましたが、のらりくらりはぐらかされ悲しくなりました。四軒目が市立札幌病院でした。30年近く前にかかったカルテも残っており、幸い次の日が乳腺外科の診察ができるとの事でした。
このような状況のなか、また、コロナ患者の重傷者も受け入れている病院が受け入れてくれるなんて！
翌日、午後イチで伺いました。
コロナが流行し始めて、病院は初めて来ました。感染予防もしっかりしています。
検温、北海道外にこの2週間で帰ってきた人は受付へ…(受診当時)などなど。少し緊張感を持ちながら乳腺外科へ。主治医の大川先生は物腰が柔らかく、同じ女性の立場からじっくりお話を聞いていただけました。コロナの中だったのか、検査も普段なら又予約し又、来院と言う面倒がなくその日のうちにMRIも、空いてるから受けていく？(私は閉所恐怖症で普段は鎮静剤を打ちます)と、案内してくださり何度も足を運ばなくていいご配慮をいただきました。今回は、鎮静剤を打たず看護師さんと手を繋ぎ…笑笑…がんばりました！それと同時にマンモトーム検査も予約を入れてくださり、サクサク進みました。ゴールデンウィークが入らなければ、もう少し早く分かったかとも思いますが、乳がんとわかったのは20日足らずでの事でした。
優しい先生ですが、検査、治療提案は迷いなく突き進む感じです。セカンドオピニオンも考えましたがやはり、コロナの最中難しいのと、この先生ならお任せして間違い無いかな？と、思いました。
癌と告知を受け、動揺する私に治療方針は少し時間をおきましょうか？と心配してくださり、おかげさまで全摘をし前向きに治療していく決心がつきました。
入院当日はPCR検査が終わる迄、個室に隔離されましたが夕方陰性の結果がでたら、四人部屋に移動しました。病棟が閉鎖になっていることもあり、乳腺の患者さん、内科の患者さん、色々な患者さんが小児病棟で過ごす事になりましたが、環境は悪くなかったとおもいました。
乳腺は、女性特有の悩みです。男の先生でもいいとは思いますが私は個人的にはやはり、女性の先生がいいかな？と、大川先生にお会いして感じました。
看護師さん皆様も、感じがいいのと新人看護師さんもすごく勉強熱心で、娘のような年齢の方に真剣に悩みを聞いてもらったり。
検査にいる看護師さん達も、コロナ感染リスクを負いながらも患者さんひとりひとりに、寄り添ってくださいました。乳腺に心配のある方は是非一度大川先生に見ていただいてから治療方針を決めて見ても良いかなと、思います。
ただ、コロナ感染リスクがあると言う事で乳房同時再建ができません。
三ヶ月程置いてから又手術をしなくてはいけなくなりました。残念です。