掲載日: 2014年05月26日
記者: 具志林太郎
四谷メディカルキューブ 副院長 ウィメンズセンター長
子安先生:私たちが大切にしているのは、本当に手術が必要なのかどうかをしっかり判断することです。外来で大きさや症状をみていき、一定のラインに達した時に手術という選択をしています。子宮筋腫の手術は本当に必要な人だけに行いたい、それが私たちの考え方です。
子安先生:四谷メディカルキューブにはいろいろな病院を回られても希望通りの治療が受けられず、悩まれて、最終的に当院へたどり着いたという方が多くいらっしゃいます。
実際、月経不順や腹痛などで病院を受診された結果、大きな子宮筋腫があると診断され、その場で子宮を取るしかない、しかも開腹手術で大きな傷も残ると言われたら精神的ショックは大きいと思います。
そのような方がインターネットなどで調べられて、腹腔鏡の手術をやっているところにも行かれたものの、そこでも筋腫が大きすぎ腹腔鏡では手術ができないと言われ、悩まれて、最後に当院を見つけていらっしゃる方が大勢います。
子安先生:非常に悩まれて当院を受診されている方が多いため、初診では30分ほどお時間をお取りして受診者の方のお悩みをしっかり受け止めて、お聞ききしています。実際、大変悩まれている方々ですのでいろいろとお話して頂けます。
初診の結果、手術を当院で行うべきという判断ができましたら、手術の前に3回に分けて外来におこし頂いて術式、費用の説明をしっかりと行い、疑問点などがあれば投げかけて頂きます。
手術の説明は入院してからというところもあると思いますが、当院では外来で行うことで、本当に手術を行ってもよいか費用の面も含めてしっかり判断して頂いています。