子宮腺筋症で子宮を全摘。下腹部の痛みの再発でチョコレート嚢胞発覚。

私は、重症の子宮腺筋症で五年前に子宮を全摘出しました。子宮を摘出した事で、辛くて眠れないほどの痛みから解放されました。かなりの決意を持って手術に挑んだのでしたが、私の子宮は大腸、小腸、S字結腸まで癒着していて手術も六時間もかかるほどだったのでした。ですから、子宮を摘出したことに関しては後悔はありません。
子宮は、無くても卵巣があればホルモン分泌にも問題ない。そうドクターに言われていたので安心していたのでした。

子宮がなくなったので、子宮ガンと子宮けいがんにはならないので検診にも行かなくて良いのだ。そう高をくくっていたのでしたが、術後一年。鈍い下腹部の痛みに再び悩むようになってしまったのでした。
そして、もう当分行かなくて良いと思っていた婦人科の診察台へ登ったのです。
すると、卵巣にチョコレート膿胞と言われる小さな腫瘍が出来ていたのでした。子宮内膜症が卵巣に転移したモノだとドクターに言われショックを受けましたが卵巣ガンに変化する可能性もあると言われ、早めに発見してもらえて良かったと思いました。

それから、半年に一度検診を定期的に受診していますが幸い腫瘍は、進行していません。卵巣は、沈黙の臓器と言われています。卵巣ガンの早期発見の為にもこれからも検診に通うつもりです。