Caloo(カルー) - 出産をきっかけに尿失禁が激しくなった。腹圧性尿失禁と診断。 : 病気体験レポート
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出産をきっかけに尿失禁が激しくなった。腹圧性尿失禁と診断。

ころぼっくる  (50歳代・女性)

756views 2014年12月19日投稿 15votes 0comments

第二子を妊娠した時、この子がちょっと大きめにお腹の中で育ちすぎてしまって、分娩も時間がかかってかなり大変でした。その影響でしょうか、咳やくしゃみをしたときや子供をだっこする時に「あ!」と思うことがたびたびあって、ライナーとかを使っていましたが、そのうち尿漏れの量も多くなり、生理用ナプキンを付けていても不安な毎日でした。

これからどうなっちゃうんだろうという不安でいっぱいになり、子供を産んだ産婦人科に相談に行きました。
すると「腹圧性尿失禁」と診断されました。これは、出産が原因で骨盤内にある膀胱や尿道、子宮、直腸などを支えるための骨盤底がゆるんでしまい起こる症状で、薬や体操などで治せるそうです。
いろいろなテストをしますが、ちょっと恥ずかしいテストもします。パッドをしてから尿がたまった状態で内診台に乗って、お医者さんの指示で咳をしたりいきんだりします。そしてパッドの重さを測って尿漏れの程度を判定するというものです。

私の場合は、比較的軽症だったようで投薬とリハビリを併用しました。
処方してもらった薬はβ2刺激薬というもので、これは根本治療ではなくリハビリの効果が出るためまでに飲む補助薬です。ですから、リハビリがメインになります。椅子に座って手をお腹に当てながら、肛門を引き締め、同時に膣と尿道を意識して引き締めるというものです。これをワンセット5回、1日10セットするというもので、3か月ほど続けるうちにすっかり尿漏れはなくなっていました。

年を取ると尿漏れで悩む人も多くなりますが、時々でもこのリハビリを心がけていけば、尿漏れは防ぐことができると思います。

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