毎日微量の尿潜血。高校の検査からナッツクラッカー症候群発覚
黒神 (30歳代・男性)
私は昔から尿検査をするときは疲れていたり、睡眠不足になると尿潜血が確認され再検査というのがよくありました。この時でまだ小学生の頃だったと思います。
毎年毎年受けるたびに出ますし、しかしかといって尿潜血になるような重要な問題も見つからなかったですし、再検査の時は尿潜血が出ないときが多かったので当時の先生たちも一時的なものだとずっと認識していたようでした。
中学、高校時代とあるのですがそちらも近所にあり診られる先生は大して変わられなかったので小学校の頃と同じように検査しましたが、高校の最後のあたりだけ一度調べてみようと何か毎日毎日尿検査をしてそれを一週間ほど貯めておくという検査のようなものをしました。
いつもと違う検査だったので私としてはもっと深刻で今までわからなかった不確定要素が出てくるのではないかと緊張していたのを覚えています。
まず検査の結果ですが微量に尿潜血は入っていましたが、そこまで大きなことではないということでとても安心したのをとても覚えています、そしてその不安が襲ってくるのも覚えています。
先生のご説明だと、問題は微量ではあるがほぼ毎日尿潜血が含まれていることでした。
私の尿潜血の場合、左腎静脈が下大静脈に合流する途中で腹大動脈と上腸間膜動脈に圧迫されるため尿潜血が発生してしまうという現象を毎日近く発症していたらしいのですが、まだ成長期だったというのがよかったのか年を取るたびに尿潜血は薄くなっていきました。
ただ体の構造上の問題なのでこれから生きていく中でずっと受け入れ続けていかなければならないのが辛いですが、成長中というのが不幸中の幸いでした。
もし検査などで発覚された場合、できるだけ細かく聴くことが一番防止につながると私は思います。