しつこい慢性頭痛の正体は脳過敏症候群かも。脳波の検査が必要

会社の同僚たちとランチをしていたとき「頭がすごく痛くて。脳梗塞とか怖いから、この前血液検査をしてもらったら、血液さらさら。異常がなくて良かったわ」。

４０～５０代ぐらいの女性が主体の職場のせいか、最近、しつこい頭痛に悩んでいるという話をよく聞きます。

そういう私もたまに、目が開けられないくらいこめかみがぴくぴくして、頭が重く、痛くなることがあります。

頭の中で、雑音がなっているような耳鳴り、めまいを感じることもあります。

単なる偏頭痛だったらいいけど、年齢的にも怖い病気が潜んでいるといやなので、脳神経外科を受診してみました。

偏頭痛には光過敏、音過敏、におい過敏がある。

それぞれ脳の後頭葉、側頭葉、前頭葉に興奮状態が回ってきて、脳の興奮状態が広がっていく。（脳過敏症候群）


偏頭痛だったら市販の薬でいいけど、もし脳の興奮状態がずっと続くことによって定着化すると将来的に脳過敏に苦しめられるので、治療したほうがいい。

また、自己流の薬の利用は薬物乱用頭痛につながるので、頭の痛い回数が長く続くようだったら治療を受けること。

トリプタン製剤という薬を使うそうですが、私が脳波を取って調べたところ今回は必要ないとのことで、安心しました。

脳波を調べると脳過敏症候群であるかどうかが分かるので、将来、生活の質を下げないためにも現状を調べ、治療の必要があるなら適切な治療を受けることが大切です。