子供の毒虫刺されで有名な皮膚科を受診。待ち時間の長さに辟易。

　子供が、夏休みの林間学校でふくらはぎを虫に刺されました。始めは少し腫れて痒がる程度でしたが、日が経つにつれてふくらはぎ全体がむくんだようになり、脈に合わせて鼓動しているような感じになってきました。もう痒いというレベルでなく、「痛い」と言い始めたので、皮膚科を受診することにしました。

　少し家からは遠いけれど有名な所の方が良いだろうと思い、その皮膚科に向かうと駐車場は満車でした。交通誘導員の指示で別の駐車場へ行き、残り少ない空きスペースに駐車しました。次は、受付のための行列でした。受付を済ませて、待合室に行くとほとんどの人は立ったままで順番待ちをしていました。そして、さらにビックリしたことは、診察室の入口に「受診まで３時間待ち」というカードが掛けられていました。「これじゃあ、まるでテーマパークの人気アトラクションだ」と子供と小さな声で笑いました。
さすがは有名な皮膚科だと感心しながらも、はたして３時間待つのが良いか、別の皮膚科に行くかと悩みました。混雑ゆえだと思いますが、患者が診察室に入ってから出てくるまでの時間も短い。子供をふくらはぎが痛いまま立たせておくのも辛いだろうし。そう考えて「待ち時間３時間」の皮膚科を諦め、家の近くの病院に行きました。

　１０分ほど待って、受診できました。虫さされによるアレルギー反応という診断で、強めのステロイド外用剤を処方していただきました。１日２回消毒して、その薬を塗ることで３日ほどで症状は治まりました。

　有名な病院は、もちろんそれなりの理由があるとは思いますが、待ち時間を考えると子供には「早く診てもらえる病院」の方が適している場合も多いだろうと思いました。