差し歯にした歯の根が化膿。内部の虫歯は定期的な健診で予防。
nivea (40歳代・女性)
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2014年10月30日投稿
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病気 | 歯の根の膿 |
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関連 | 歯と歯茎の痛み・腫れ・出血 |
15年前に転倒し、下前歯2本を折ってしまいました。両方とも差し歯にして、10年以上何の問題もなく経過していたのですが、10数年たったころから、歯茎が変色し、膿のようなものが出てくるようになりました。
痛みはなく、様子を見ていたのですが、状況が改善しないため、最寄りの歯科医院に相談しました。
その歯科医院ではレントゲン撮影の上で、「歯の根の奥が虫歯になっている。抜歯する必要がある」との診断を受けました。抜歯後の選択肢としては、インプラントかブリッジ、入れ歯があると言われました。最も見栄えがいいのはインプラントだが、前歯部分は骨が薄いため、手術がうまくいくかどうか分からない、という説明でした。
何とか抜歯をしなくても済む方法はないかと、他の歯科医院にセカンドオピニオンのため通いました。
数カ所通った中で、「虫歯になっている部分を最低限削って治療し、残った健全な根の部分に新たにボルトを入れて、差し歯をつくろう。保険診療の範囲内で可能」と提案してくれた歯科医院があり、アドバイスに沿ってその歯科医院で治療を受けました。虫歯の治療、仮の歯の装着、正式な差し歯の装着まで、治療期間は2か月ほどかかりました。治療費は保険診療内で収まり、総額で5000円から6000円程度でした。
虫歯部分を削ったため、歯の根は短くなりましたが、その後、差し歯で4年間無事に過ごせました。
差し歯を入れた人は安心せずに、年に1回はかかりつけの歯科医に通って、内部が虫歯になることのないよう、メンテナンスをすることをおすすめします。
万が一、虫歯になってしまっても、早期発見であれば、抜歯以外の対応策があるかもしれません。